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近視レーザー手術が生まれたきっかけ
レーシックが生み出された偶然の事故
近視レーザー手術、いわゆるレーシックはどうやって生まれたのでしょうか?なんと、レーシックの原理はある不幸な出来事が生みだしたのです。
旧ソビエトのフィヨドルフ博士が、近視手術のパイオニアです。
しかし、博士も最初から角膜を削れば視力が良くなると分かっていたわけではありません。
彼が角膜と視力の関係に気が付いたのは、ある少年の交通事故です。
その少年は0.1の近視で、眼鏡を愛用していました。
ある日、彼は交通事故に遭い、その衝撃で眼鏡のレンズが割れて彼の目の中に入り、角膜を傷つけてしまいました。
すぐにフィヨドルフ博士の診療を受けたところ、傷は大した事なく、破片を取り除いて消毒をして、包帯を巻くだけで良い事が分かりました。
そして3日後。
フィヨドルフ博士が彼の包帯をゆっくりとはずすと…「母さん!眼鏡が無いのに、全部はっきり見えるよ!」事故によって角膜が程よく傷ついた事により、彼の近視が奇跡的にも治ったのです。
レーシックの元祖
フィヨドルフ博士はこの事から本格的に研究を始め、そして完成させたのが「RK(Radical Keratotomy)手術」、放射状角膜切開手術です。
ダイヤモンドメスで角膜を放射状に切る手術です。
近視を直す手術として非常に画期的な手術でしたが、軽度の近視にしか向かない事、目の表面を切るため眼圧が低くなる事、術後の矯正具合が執刀医の経験と技術に左右される事から、更に安全性が高い手術への改良が重ねられ、レーシックと同じくエキシマレーザーを使う「PRK(Photorefractive Keratectomy)手術」が開発されました。
PRKでは一般的なレーシックと違い蓋を作らないのですが、やはり強度の近視には対応できず、その後更に改良され現在の一般的なレーシックが開発されました。
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